花セラピストインストラクター 大泉淳子先生(宮城 フラワーショップ代表) 2013年5月資格取得
2014/09/21
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- 項目名
- Q.自己紹介をお願いします。
- 内容
- A.私は、宮城県岩沼の花卉生産農家に生まれ、東京の園芸大学を卒業後、ホテルでのブライダルの花の仕事を経験して、20年前、市内に生花店「フルール花の森」を開業いたしました。一級フラワー技能士を取得し、子供会やサークル、各種イベントなどで、「花のある生活」をモットーに、講習会などをかさねてきました。四季折々の花をセンス良くデザインして、お客様が満足のいく花屋を心がけています。震災後は、店内に、息子兄弟が、お弁当の「オアシス」を開業。地元から愛される店づくりに、日々、ともに奮闘しています。
- 項目名
- Q.東日本大震災で被害を受けられ大変な思いをされたと思います。その中で花セラピーとの出会いは大泉さんにとってどんなものだったのでしょうか。あるいはどんな気持ちで資格を取得されようと思われたのでしょうか。
- 内容
- A.震災により、沿岸部の生産ハウスは、すべて津波に流されました。生活は一変し、喪失感や悲壮感を覚えました。その後、震災復興支援事業に応募、運よく採択され、花の力で、被災地の人々の心をもう一度明るく取り戻したいと願うようになりました。その時、救世主とも言うべき当協議会の存在を知ります。設立が震災の前日という運命的な出会いを感じ、セラピストとしての道を歩み出そうと決意をします。東京での資格取得は、多くの人達の支援と協力で成り立ちました。私には、その時、使命感のようなものが生まれていたようにおもいます。
- 項目名
- Q.東日本大震災から3年がたちました。昨年の8月には一緒に活動をする「花とも」も誕生しています。今後どのように進めていきたいと考えていらっしゃいますか。
- 内容
- A.2013年5月に、インストラクターを取得。協議会からの東北支援として、5名の一級セラピストを輩出していただき、8月には、「チーム花とも」が誕生いたしました。今後は、被災地の復興関連施設にて、定期的な体験教室の開催をしていく予定です。多くの方々に、癒しだけではなく、ポジティブな思いを引き寄せるような「しあわせになれる花をいけましょう」をモットーに、一つ一つの講座を大切にやっていきたいと思っています。また、東北で活躍するセラピストの輩出にも力を注ぎ、ネットワークづくりにも貢献していきたいと考えています。
- 項目名
- Q.このホームページをご覧の方々にメッセージをお願いします。
- 内容
- A.心理学とアレンジの融合による新しい気づき。花セラピーとの出会いは、感動的でした。今、東北での活動が、メディアで取り上げられていますが、3年を経て、心のサポートが、継続的に必要になっている社会背景があります。協会アワードでの社会貢献部門賞の受賞も納得ですね。また、皆様が東北の未来への思いを寄せていただくのを感じ、とても嬉しく思っています。花は、人の心を動かし、包みこみ、楽しさや笑顔を運んでくれます。私たちセラピストは、お互いの絆を大切にして、共に、花セラピーの素晴らしさを広く伝えていきましょう。
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